3. blex の インストール
書きかけ blexのインストールのQuickサマリ
tDiaryをBlogkit付きでインストールしていることを前提とします。 tDiaryを含むインストールは、インストールをご覧ください。
β版 version 0.1.2をリリースしました。 ruby 1.9.2を対象としています。他のバージョンでは動作しません。
rubyとtDiaryの上級者を対象とし、補足説明は省略します。
細かい点は、実際のファイルを見てご理解ください。
バージョンにより、内容が変更された部分があり得ます。
説明は、正式版に備えて、万人向きに、平易な用語で、わかりやすくしようと工夫・努力しています。(余計にわかりにくい感じもするが)
環境
インストールで使用する「フォルダ」(パス, path)を定義します。
- tDiaryの「起動フォルダ」
- ホームページとして公開する場所
- 例 home/hoge/html/blog
- tDiaryの「データフォルダ」
- データの保管場所。ホームページとしてアクセスできない安全な場所であること
- 例 home/hoge/data/blog
- tDiaryの「システムフォルダ」
- tDiaryのプログラム全体の保管場所
- 例 tDiaryのプログラム全体を「起動フォルダ」と同じ場所に設定している場合: home/hoge/html/blog (注:起動フォルダと同じ)
- 例 共通のtDiaryのプログラムで、複数の tDiary のサービスを実行している場合: usr/local/share/tdiary3xx (注:3.1.1の場合 311)
ファイルキットをダウンロードと展開
⇒ ダウンロード (最後の方に blex のダウンロードがあります)
インストール先のフォルダ付きで展開すると、そのまま、コピーできます。 ⇒ PCにファイルを展開
スタイル(css)のコピー
メニューなどの追加スタイルを blex-adapter.css として作成しました。
/theme/内、または、@options['blex.adapter_css'](省略値: /theme/blex-adapter.css )で追加スタイルを指定します。
汎用化を目指していますが、gustav以外のテーマでは、変な見栄えになるかも知れません。
テスト的に使用する場合も、tDiaryのthemeから gustavをダウンロードして、使用することをお勧めします。
起動フォルダのプログラムを更新
(1) index.rb
メニュー、システムフォルダとデータフォルダのフォルダ(パス)の指定、トップ表示するカテゴリ(または日付)などを指定します。
以下の説明は、ファイルキットの html/index.rb#sample と合わせてご覧ください。
メニューの例: 詳細は ⇒メニューの設定
BLEX_MENU =<<EOT TOP index お知らせ 利用案内 サイト情報 個人情報 お問い合わせ 検索 最新 *LATEST* システム system リリース tDiary blex インストール plugin ⇒HOME(kohashi.org)に戻る ../ EOT
トップページ指定の例: 詳細は ⇒名前でリンク
$blex_start = 'index'
tDiaryにアクセスしたとき、最新の一覧を表示したい場合は、設定しません。 この例では、indexというカテゴリ名の付いたページを指定しています。 mod_rewrite使用時は、index.htmlというURLで、このページにアクセスできます。
データフォルダとシステムフォルダの指定
DATA_PATH = "/home/hoge/data/dev" TDIARY_PATH = '/usr/local/share/tdiary311'
データフォルダとtDiaryをインストールしたフォルダを指定します。
最後に、実際の起動プログラムをフックして、起動します。
require "#{TDIARY_PATH}/blex-index"
(2) update.rb
システムフォルダとデータフォルダのフォルダ(パス)の指定などを追加します。 メニューの指定がないだけで、他は index.rb と同じです。
(3) shared.conf, tdairy.conf
shared.confに、複数のサイトを運用する場合は、共通のオプション(必要時)を追加します。 tdiary.confに、サイト固有の設定を追加します。
tdiary.confの例
# -*- coding: utf-8; -*- # ### tDiary BlogKit 個別設定ファイル $Revision: 1.8 $ # individual site configrations for tDiary BlogKit ### 基本設定 @user_name = 'dev' @html_title = 'dev サイト開発とtDiaryの拡張システム blex のサイト' @options['whatsnew_list.rdf.description'] = 'dev 更新情報' ### blex conf #@options['blex.show_only_count'] = 1 # 0: default; 1: show page count @options['blex.url_serial'] = 1 # 0: default; 1: use serial type day format #@options['blex.url_rewrite'] = 1 # 0: default; 1: rewrite on @options['blex.hide_blank_paged_cat'] = 1 # 0: default; 1: hide blank page cat 存在しないページのカテゴリを非表示 ### 共通設定の読み込み @data_path = DATA_PATH eval( File::readlines( "#{TDIARY_PATH}/shared.conf" ).join.untaint )
tDiaryの起動
うまく行けば、起動します。おめでとうございます。