You Tube と Google Earth の画質劣化
Google Earth Pro で作成した空撮もどきを使用した動画「神田川に行ってみよう」をYou Tubeに掲載。 現在、関係者レビューのため、限定公開。
Google Earthの「空撮」部分の画質が落ちていた。 これは「空撮」部分の情報量が多く、動画の再生に必要なストリーミングレートが確保できず、画質が劣化して再生されるためだろう。
You Tube は、端末に応じた通信負担の少ないストリーミングレートで自動的に配信してくれる。 そのため、今の所の試行錯誤としては、アップロードするマスターはそこそこの高品位(VBR, 目標/最大 14/20 Mbps)のものを作成するようにしている。
わからないと、気が付かない。
Google Earthを初めて使用した「都電荒川線さくら号」の動画にも、同様の「空撮」の画質劣化が現れていた。 このときはまったく気が付いていない。また、「神田川」を編集していたときも、わかっていない。
何故、わからなかったか:
- 「都電荒川線」ではおまけ的な扱いで、意識が行っていなかった。
- 編集確認中はマスター版なので高画質だった。
今回、何故、わかったか:
- 今回の動画ではポイントなので意識が行っていた。
- 朝一番で確認したので雑念が無かった。
- 文字の部分の画質劣化から気が付いた。
対策
これから検討すること。
- Google Earthの動画のビットレートを小さくする。
- 「空撮」の画質を落とせば、文字の画質が劣化することを避けられるはず。
- 「空撮」の収録時の16Mbpsから落とす。
- あるいは、後処理で「空撮」の画質を調整してビットレートを落とす。
- 低ストリーミングでの画質チェックを入れる。
- テスト段階で You Tube に毎回あげるわけにはいかないので、要検討。
- テスト用の低ビットレートのものを作成する(?)
- ストリーミングサーバーを立てる。多分これが一番簡単。
ハード的なチェック項目:
- タブレット(Nexus 7)、PC(FHDサイズ)上での文字と画面の見易さチェック
- PC上での色、コントラストなど、再現性のチェック
- PC上での感覚的な音量チェック
- 色再現性の落ちた端末(Nexus 7)を使用した、色、コントラストなど、再現性のチェック
ソフト的なチェック項目(コンテンツのチェックは別途):
- 他の著作物の混在の有無(物、マーク、音源)
- 見せたい部分の画面移動が速すぎないか
- キャプション文字の大きさ(72p)、移動した場合の読みやすさ、位置さ(低すぎず、高すぎず)
- BGMの音量 (今のところ -10dB を基準に)
など
作成: 2015年5月30日
更新: 2015年5月30日