フルサイズ一眼レフ入門機の発表間近か
キヤノンの低価格フルサイズ一眼レフ
キヤノンからすれば、ラインナップからも、市場を確保するためにも、価格の安いフルサイズ一眼レフが必要なことは明白だろう。
現時点で、価格の安い一眼レフとして、EOS 5D Mark IIが販売されている。 我が愛機である。
しかし、この価格は、旧型機であるがゆえに、安くなっているもので、機能的な競争力で未来永劫販売が可能なものではない。 市場競争力を維持するためにも、この価格クラスの一眼レフは必要だろう。
キヤノンの一眼レフのラインナップ考
ニュースソースを失念したが、キヤノンは、想定ユーザーに合わせて、機種を用意しているという。 つまり、報道・スポーツ撮影のプロにEOS 1DX、静物撮影のハイエンドにEOS 5D Mark II、スポーツ撮影のハイエンドにEOS 7D、高画質を求める主婦層にEOS Kissという具合。
EOS 5D Mark IIIが、フルサイズ一眼レフの万能機種として発表されて、この機種のラインナップに変化があるであろうか。 より市場性、つまり、沢山売れる機種を訴求するラインナップに変化している感がある。
キヤノンの一眼レフのラインナップ、あるいは、製品企画については、おいおい想像してみたい。
名称はいかに
さて、話を「入門機フルサイズ」に戻そう。
この機種に、「1桁D」シリーズの名称が適切なのだろうか。
35ミリ銀塩フィルム(JIS135型、あるいは、ライカ版)の時代は、入門機のKissシリーズでさえ、フルサイズであった。欧州などの海外機種では、3桁の機種名(wikipedia英語)である。
要するに、「EOS 60D」のような「2桁D」シリーズの上位とした「3桁D」シリーズ、幸い100番台の名所は過去にないので「EOS 100D」とか。 「100D」だと「2桁D」の上位機とも取れるし、フルサイズKissの意味にも取れる。
あるいは、「EOS M」シリーズのように、新シリーズ名(仮XXX)を付けた「EOS XXX」の方がしっくりと感じる。