ここ数年のキヤノン
ここ数年、キヤノンの製品発表の内容を見ていると、product planningの方針が違うように思える。
アンケートというユーザー動向は、過去を見ている
数年前、海外のマーケッターから、市場は高画素機を求めていると報告があった。 また、キヤノンからも1年に1回程度のアンケートが来ている。
product plannerの端くれとして、これらの市場動向やアンケート結果を利用したことはあるが、自分の企画を通す手段としてである。
過去を見た製品企画が行われているように見えて残念である。
product planningとは、未来を提示すること
市場にある平均程度の機能が最低限あり、飛びぬけた先進機能が、製品を特徴付けるものと考えている。 最近のEOSカメラは、技術者の努力は認めるものの、わくわくする飛びぬけた機能が少ない。
これは贅沢な望みなのだろうか。
作成: 2012年5月10日
更新: 2012年5月14日